里親制度について
里親制度とは
里親制度は、児童福祉法に基づいた、子どもたちの育ちをサポートするための制度です。
大阪府には、いろいろな事情により家族と離れて暮らす子どもたちが約3,000人いると言われています。
里親は、そのような子どもたちを、家庭に迎え入れ、暮らしや育ちのサポートを行います。
里親には、
・はぐくみホーム(養育里親)
・週末里親/季節里親
・養子縁組里親
などの種類があります。
種類によって迎え入れる子どもや期間が異なります。
里親の種類
はぐくみホーム(養育里親)
短期間から長期間まで、子どもにとって必要な期間、子どもの暮らしや育ちをサポートします。松柏学園では特にはぐくみホーム登録数を増やすことを目標としています。
正式名称は養育里親です。大阪府では“はぐくみホーム”の愛称を用いています。
はぐくみホームとして子どもを迎える期間は、1日のみ1晩のみ、親が退院するまでの2週間、生活を立て直すまでの数か月、自立までを見越した数年間・・・。
子どもたちにとって必要な期間を共に過ごします。
必要な期間は、子どもや子どもの家庭の状況によって変わることもあります。
はぐくみホームとして活動するためには、研修等を受けた後、大阪府にはぐくみホームとして登録されることが必要です。
はぐくみホームになるための4ステップ
1.受付・相談
まずは松柏学園までご連絡ください。
お話を聞かせていただき、里親制度についてご説明します。
下記連絡先にご連絡いただくか、お問い合わせフォームにてご連絡ください。
○里親支援機関 松柏学園 里親担当
☎ 06-6368-6010
✉ shouhakugakuen@mist.ocn.ne.jp
お問い合わせフォームへ
2.研修・家庭訪問・面接
数日間の研修で、里親制度や子どもの権利擁護を学びます。
また、児童養護施設や乳児院などの施設で実習をします。
家庭訪問では、ご家庭の様子や子どもを迎える時の環境について確認させていただいたり、希望者様についてのお話を聞かせていただいたりします。
3.登録
研修や実習、家庭訪問などの情報を基に、大阪府が里親登録の可否についての審議後、登録となります。
4.子どもとの出会い
週末里親/季節里親
週末や長期休みなどを利用し、子どもたちが"家庭”を体験するために。
児童養護施設などの施設で生活している子どもたちを対象としています。
週末や長期休みなどを利用して、施設での生活ではない、"家庭”での生活を体験するための制度です。
養子縁組里親
特別養子縁組を前提に子どもを迎える。
特別養子縁組を前提とし、子どもを迎える制度です。
大阪府では、公益社団法人 家庭養護促進協会さんが窓口となっています。
里親制度Q&A
里親制度について、よくある質問と回答をまとめたページです。
里親制度Onlineパネル展示
各所で定期的に実施しております里親制度に関するパネル展示の一部を当ページにて公開しております。
こちらもぜひご覧ください。